今回は新作映画「マッドマックス 怒りのデス・ロード」を紹介します。
前作2（ん？３は・・・？ by staff）のファンとしては30年ぶりの新作。もう本当に良かったです！久々のイチオシ！！それでは見どころを紹介していきます。「マッドマックス」を知らない方はぜひこの機会に！
資源が底を突き荒廃した世界、愛する者も生きる望みも失い荒野をさまようマックス（トム・ハーディ）は、砂漠を牛耳る敵であるイモータン・ジョー（ヒュー・キース・バーン）の一団に捕らわれ、深い傷を負ってしまう。そんな彼の前に、ジョーの配下の女戦士フュリオサ（シャーリーズ・セロン）、全身白塗りの謎の男、そしてジョーと敵対関係にあるグループが出現。マックスは彼らと手を組み、強大なジョーの勢力に戦いを挑む。（Yahoo!映画より引用）
心臓バクバクが止まらない
２時間ほぼずっと心臓バクバクします。途中で美女達による休憩時間が一瞬ありますが、ノンストップで敵に追いかけられている状態です。((主人公は死なない死なない!))と思って見ていても、いつ殺されてもおかしくない主人公の不利な状況と常に追いかけ回す狂った敵に手汗握ります。しかしそんな緊張感の中で、ギターから炎が噴射される車が出てきたりなど、シビアな状況に少し笑いが入ってきて、笑っていいシーンなのか笑っちゃいけないのか、いい意味で何とも言えない感情になります。なんといっても近未来の世界の終末を描いているので、他人事とは感じれないところが、さらに緊張感増させます。
音楽や映像が圧巻
音楽や映像も圧巻で、表現としては変ですが、音楽が襲ってくる、映像が襲ってくるような圧巻さです。音楽では常にヘビメタルなロック調のギターが鳴り響き、映像では荒廃したオーストラリアの地や砂嵐、車の爆発や衝突シーン、がけ崩れなども見事すぎて、思わず口が開いちゃうほどです。
狂気的な作品
近未来では、荒廃した地で生きるために車のガス、水を求めて人はどんどん狂気的になっていきます。前作等を見ていなくても、大丈夫です。最近の映画での近未来はほとんどが宇宙ものですから、荒廃した地やあまりにも狂気的な世界に衝撃を受けます。狂ったように改造された車や、あまりCGを使わないようにした狂気的なカーチェイスは本当に必見です！
設定、映像や音楽だけではなく、映画全体としてはただ逃げて追いかけられてのストーリーなのに、そこから垣間見える主人公や周りの人々それぞれのストーリーに心を動かされたり、観終わった後は大満足で帰れます！